【掲載譜】
【問１】(序盤) 黒の次の一手は？
【答１】左辺のアツミを背景に黒１と挟むのが正解です。黒９まで白を攻めながら下辺と右辺を黒地
にする構想です。
【問２】(序盤) 黒１５は白に響かず緩着でした。白の次の一手は？
【答２】白１の二間ビラキが正解です。ここに打てては白が安定して同時に黒の左辺のアツミも働きをなくします。白５までを想定して布石は白が成功です。
【参考図】実戦は白１６と受けたため黒１７と挟まれて黒が布石ではリードしました。
【問３】(中盤)黒２５のオシに白２６と地合いのバランスを図ります。黒２７のケイマに白の次の一手は？
【答３】白１・３のツケヒキが非常に大きな手です。根拠を確保しまた、地の出入りも大きいのです。
白９まで白が盛り返しました。
【問４】(攻めの方向)白３０は強い石から動いて黒を固めました。黒３５は絶好点です。白３６はこう打つところ、ここで黒の次の一手は？
【答４】(カラミ攻め)黒１と突き当りまず眼形を奪います。黒３と詰めてまず右辺の白二子を攻めるのが正解です。黒９までを想定すれば下辺から中央にかけての大石を睨みながら右上が地となるでしょう
【問５】(急所) 黒３９は少し性急だったようです。白４２の押しに黒４３と詰めました。白の次の一手は？
【答５】(二子の頭は見ずハネよ)白１のハネが正解です。ここが二子の頭という急所でした。黒２のハネに白７まで効かして白９のハサミに回れそうです。
【問６】(中盤)白５６と反撃にでました。黒はどう打ちますか？
【解答６】黒１の押しを正解とします。白２の連絡なら黒３と右辺の黒石を繋げます。以下黒の攻勢が続き黒１７まで黒がやれそうです。
【参考図】黒１に白２と右辺重視なら黒３が先手となり黒７まで黒がやれます。
【問７】黒５７・５９のツケヒキは白を固めて問題でした。この局面での次の一手は？
【答７】やはり黒１と押して頭を出し白を分断します。以下黒１３まで前図よりは損ですがまだ黒もやれそうです。
【問８】(中盤)黒６１のスベリに白はどう打ちますか？
【答８】白６２のツケが正解です。実戦もそう打たれました。
【参考図】実戦は黒２３と打ったため白６４と種石の二子が取れました。黒は６４と逃げるしかなかったようです。
【参考図】右辺の黒が白に攻められて白優勢です。
【参考図】
【問９】黒１０９に白はどう打ちますか？
【答９】白１と遮るのが正解です。以下白９まで想定すれば白が優勢です。
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