下図は終局直前の局面です。ここからは、手入れとダメ詰めの段階になります。
それが終わると終局となります。
下図の手順で終局となります。
手入れ 白2・黒3・白4・黒5・白6・白8
ダメ詰め 黒1・黒7・黒9・黒10
手入れとダメ詰めが正確にできればかなりの実力といえるでしょう。(20級以上)
手入れ:ダメが詰まってきた時に守りの手を味方の地所に打つことを手入れといいます。
ダメ詰め:黒と白の活きている壁の間のすき間をダメといいます。どちらの地でもないので
最後は手番の順番に埋めていきます。
白10までで終局ですが、終局の意思をお互いがパス(もう打つところがありません)と言って確認する
必要があります。
白番の人が白10を打った後、黒番の人がパスと言い、続けて白番の人がパスと言えばそこで終局となります。
下図は終局の局面です。
ここから整地をして勝敗を明らかにします。
なるべく10目にまとめることが肝要です。相手の地を数えるのですから分かりやすく示す必要があります。地の広さの単位を目(もく)といいます。十字の交点を数えます。
下図のように整地すれば、黒12目、白12目、で同数で持碁(引分け)となります。
対局をたくさん重ねて終局・整地までできるようになれば九路盤は卒業です。
次は十三路盤で対局をしてみましょう。次回からは<十三路盤対局技術編>に突入です。
Commentaires