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  • hnagao0

水曜クラス8月決勝<解説と問題>

水曜クラス8月決勝は、実力者Nさんと最近メキメキ腕を上げてきた堅実派のМさんの対戦となった。

堅実派の弱点は堅実過ぎて不要な守りをしてしまうことだが、今回はどうだろうか?決勝では珍しい

三子局である。

【掲載譜】(1~87)

【第1譜】(1~8)白7のツメに黒8の打ち込みが積極的な好手。

【問題1】次の白の一手は?

【解答1】白1のコスミが正解です。黒を分断して攻めようとしますが黒12まで黒に正しく対応されれば黒良しです。(第1譜白7が打ち過ぎ)

【参考図1】白1のコスミに黒2と下ツケして連絡を図っても白7までうまくいきません。

【参考図2】白1の一間トビの場合は黒2の下ツケが有効な手筋となります。黒10まで白1を分断して上で繋がります。

【第2譜】(1~17)黒10は連絡できないので悪手です。右上の黒が弱くなりましたが、

【問題2】次の黒の一手は?

【解答2】黒1と曲がって頭を出すことが先決です。その後黒5から7まで隅の黒を補強しましょう

【第3譜】(1~21)黒18は優先順位を誤りました。白19が好手です。

【問題3】封鎖された黒は活きねばなりませんがどう打ちますか?

【解答3】黒1から5と打てば白6の守りは欠かせません。そこで黒7が働いた守り方、白8の急所にも黒13までセキ活きとなります。

【第4譜】(1~25)黒22は白23とと打たれて黒が損をしました。白25は18-十三にコスむ方が勝りました。

【第5譜】(1~36)黒36は好手、隅を活きて安心です。

【問題4】次の白の一手は?

【解答4】白は厚みを背景に白1と詰めて攻めるのが正解です。以下6まで白には黒を攻める楽しみがあります。

【第6譜】(1~44)白37は強い石の方から攻めるいわゆる方向違いです。黒は自然と強くなり黒42までいい地ができました。

【第7譜】(1~51)局面は落ち着きました。

【問題5】ここで、黒は優勢を確実にする構想は?

【解答5】黒1と白を攻めながら黒5まで中央を消して局面を単純化するのはいかがでしょう。

弱石がないので後は中央の白模様を消していきます。

【第7譜】(1~57)黒52が不急の一手、堅実派の弱点がでました。

【問題6】白57とツケて中央をまとめようとしますが黒の次の一手は?

【解答6】ここは、「ツケにはハネよ」で対応し先手を取って黒5と左下の黒地を固めます。黒11まで全局的に黒の優勢は明らかです。

【第8譜】(1~63)黒58のハネだしが白の勢力圏で戦いを挑む手で少し無理でした。白63のボウシで黒はピンチです。

【第9譜】(1~73)黒64とツケて黒も果敢に挑んでいきます。

【第10譜】(1~84)黒74から白を切って中央の攻め合いです。白はどう打開しますか?

【第11譜】(1~87)白85のコスミで白攻め合い勝ちです。

【参考図3】黒1と打っても白2と切り黒3に白4とアテレば白が攻め合い勝ちとなります。

【最終譜】(1~87)まだまだ勝負はこれからだが、中央で戦いを挑んだ黒の作戦ミスが響いた一局だった。形勢判断とそれに基づく的確な作戦がもとめられる。




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